GraduateThesis
論文チェックリスト
論文の体裁:次の順序になっている.
扉,論文要旨,目次,本文(序論,本論,結論),[謝辞],参考文献,[付録]
文体:“である.”調に統一している.“・・・です.”,“・・・だ.”調は用いていない.
論文要旨:論文の要点がこれだけで他人に通じるように,研究の動機,目的,概要,方法,主な結果,結論が簡潔に書いてある.
A4半ページ程度(300文字~500文字)にまとめてある。
目次:章,節,項の全部が書いてある
本文のページ数が少なくとも20ページ以上である(表紙,要旨,目次,参考文献等は含まない)
序論
読者が最短距離で本論に入れるように,次の事項が書いてある.
(少なくともA4版1ページを超える程度の文量を書くことが望ましい)
研究の動機・背景,過去の研究の状況,これまでの研究成果と残されている問題
研究の目的,その問題の重要さ,実施した研究の概要とその価値,研究方法,主張点 など
本論
第2章から考察の章まで,適切な章立てになっている.
本論の締め括りとして,結果と考察がきちんと書いてある.
結論
本論の要点を列挙・要約している.
序論で展開した論点の始末をつけている.(序論の目的に対する結果が記載されている)
理解できた,役に立った,など個人的感想は書いていない.
謝辞
必要十分な謝辞が書いてある.
章,節および項
番号はポイントシステムにより付けている.例:1.3.4
章の番号と標題は,行の中央に書いてある.
節,項の番号と標題は,左端から,または,左端から一字下げて書いてある.
論文要旨,目次,参考文献,付録には,章番号を付けていない.
原則として,章ごとにページを改めている(節ごとにはページを改めていない).
各段落の始めは左端から一字下げて書いてある.
図および表
図や表の番号はポイントシステムにより付けている(“.”の後の番号は章内での図の一連番号
または表の一連番号).
図の見出しは下部中央,表の見出しは上部中央に付けている.
図や表は,本文で参照した箇所よりも後に出てくる.
参考文献
参考文献の参照は1)のように記載し、上付きにしている.
本文中で引用した参考文献を漏れなく列挙している.
各参考文献について,指定された情報を記載している.
各参考文献を本文中で必ず1回以上引用している.
ページのとり方:目次の次のページからページ番号を右上隅に付けている.